夏場によく見る漁り火って舟の上では、どんなことをやっているの?

一口に漁り漁と言ってもさまざま。  

ここでは棒受け網という、みなべ町堺の伝統的なひとつで漁り火漁をご紹介します。

主に暗闇に光る灯り(漁り火)にイワシ等の小魚が集まってくるので、それを網で一網打尽

するという昔ながらの漁です。 

遠くからでもはっきりわかるほど照度も高いのですが、舟の上では目が痛くなるほど強烈な

光を発しています。

小魚を追ってタチウオ、アオリイカ、タコ、ダツ、エソ、エイ等々も現れてくることがあり、

大きな物体が舟を横切り、「いまのなに?」ということも。

魚探知機を見ながら潮の流れ、風向き等を考えながら網を張る。

カンと経験がものをいう世界だそうです。 

巻き網漁は以前に連れて行ってもらったことがあるのですが、この棒受け網漁ははじめてだったので

とても新鮮で感動的でした! 

夜の海はなんど経験してもとても神秘的! 

アオリイカがイワシ、アジ、ネンブツダイを捕食する瞬間映像

日頃は透明で白っぽいのですが、捕食時は興奮して黒っぽく変色するアオリイカ。

触腕を揃えてスーと伸ばして一瞬で獲物を捕らえ、あとは10本の足(本当はこれは腕)で

丸め込むようにして抱え込みます。

カゴカキダイ、ヤガラ、サバ子、グレ(メジナ)、カサゴ(ガシラ)、活シラサエビ、

ヒイラギ、キビナゴ、マダイ(ちゃりこ)も捕食しまします。

他にはキス(シロギス)、イサギも食べています。